素材~最高級の伊豆天草
伊豆の天草は伊豆河童の原点
頑固に伊豆天草にこだわります。ところてんの材料の天草(てんぐさ)は、伊豆半島が日本一の産地です。
当店のところてんづくりには、伊豆天草の中でも特に良質な海女さん手摘みの最高級の天草を中心に使っています。
頑固に伊豆天草にこだわります。ところてんの材料の天草(てんぐさ)は、伊豆半島が日本一の産地です。
当店のところてんづくりには、伊豆天草の中でも特に良質な海女さん手摘みの最高級の天草を中心に使っています。
伊豆天草の価格は、他と比べて約2倍の高値です。それを、通常の約2倍の量を使います。だから約4倍のコストとなります。
たっぷりと伊豆天草を使うことは、コシがあり、美味しい喉ごしのところてんになる理由の一つです。磯の香りも爽やかです。
毎年4月から本格的に天草漁が始まります。天草は収穫後、伊豆の地元の方が天日で丁寧に干します。これが美味しいところてんになる秘訣でもあります。
収穫した地域ごとに天草の特性が違います。天日干しの仕方によっても、仕上がりがまったく違います。とても重要な作業です。
ところてんの製法は中国からつたえられ、鎌倉の初期のころには京都の東西の市場に心太座(ところてん店)が開かれ販売されたと伝えられています。
ところてんづくりに欠かせないのが、美味しい水。伊豆河童では、名水百選のひとつ柿田川湧水を地下からくみ上げて使っています。
柿田川は富士山の伏流水で、四万十川と並び、日本最後の清流と言われています。その水量は東洋一を誇り、その水面は独特の輝きをもつ清流です。
嫌な匂いのしないところてんになります。
伊豆河童のところてんは手作りです。だから大量生産はできません。創業以来、研究を重ねた独自の製法で、社長自ら製造をしています。
天気、気温、湿度などに合わせて、熟練した職人さんが絶妙な加減でところてんを作ります。
ところてんづくりは、たっぷりの柿田川名水で天草を丁寧に洗うことから始まります。
次に、解放釜を使い天草をとろ火でじっくり時間をかけて、柿田川名水で煮溶かします。
天草は伊豆産の中でも地区によって特性が微妙に違います。それを加味して、職人が絶妙なバランスでブレンドし、コシ、かたさ等の調整をしています。
煮上げた天草は熱いうちに搾り、ところてんになる素を抽出します。なんとこれが手作業なのです。とても力のいる仕事です。
じっくりと時間をかけて出来上がったところてんは、飴色の美しい色合いです。
手間も時間もかかりますが、原藻から造る物の香り、歯ごたえ、舌ざわりこそが、長年愛されてきた「ところてん」ならではの味わいです。
ローカロリーで、コリコリとした歯触り、さっぱりとした口当たり。健康を気にする方、本物を求める方に喜ばれる伊豆河童のところてんとあんみつです。