こんにゃく米って何? メリットとデメリットを徹底解説!

皆さんは「こんにゃく米」って食べたことはありますか?低カロリー・糖質でダイエットにも良いと言われているこんにゃく米の原料やメリット・デメリットなどを静岡県清水町で150年の歴史を持つ、ところてん・こんにゃく専門店『伊豆河童』がご紹介します。

こんにゃく米って何?

こんにゃく米とは

こんにゃくをお米の形に加工して、お米と一緒に炊いて食べるものです。

いわゆる「お米の形をしたこんにゃく」で、低カロリーな代替米です。

こんにゃく米には「乾燥タイプ」と「生タイプ」があります。

お米と一緒に炊くことで、ご飯のかさ増しができ、カロリーオフにもつながることや、作るときに手間がかからないのもこんにゃく米の魅力です。

こんにゃく米の原料は?

こんにゃく米の原料はこんにゃく粉です。

国産・外国産、有機、JAS認証など、使っているこんにゃくの種類でこんにゃく米の価格も変わってきます。

こんにゃく米のメリット・デメリット

ここではこんにゃく米のメリット・デメリットについてご紹介していきます。

メリット

・お米に混ぜるだけで簡単にカロリー&糖質オフ!

こんにゃく米は白米と比較して、カロリーが低い食品です。カロリーだけでなく糖質も低いので、白米をこんにゃく米に置き換えることによって、運動や厳しい食事制限をせずともダイエットに繋げることができます。

糖尿病や血糖値コントロールが必要な人、健康志向の人などにおすすめの食材なのです。

・食物繊維が豊富

こんにゃくには「グルコマンナン」という水溶性食物繊維が豊富に含まれています。

グルコマンナンは食事の満足感を高めるほか、腸内環境を整えて、便通を良くしてくれます。加えて、コレステロール値を低下させたり食後の血糖値の上昇を緩やかにしてくれたりするので、糖尿病などの予防にも繋がります。

デメリット

・匂いが気になる

こんにゃく米はその名の通り、こんにゃくから作られているので、商品によっては独特な匂いがするものもあります。生タイプのこんにゃく米は、使う前にしっかり水洗いするとこんにゃく特有の匂いが軽減できます。

・食感が独特

こんにゃく米は普通のお米と食感が異なります。弾力があってもちもちしているので、それが好きという人もいますが、中にはちょっと苦手という人も。そんな時は、こんにゃく米を入れる量を少なめにして、普通のご飯の食感が多く感じられるように調整してみるのも良さそうです。

・食べ過ぎ注意

こんにゃく米には食物繊維が豊富に含まれているため、大量に摂取するとお腹の調子を崩すこともあります。摂取量には注意して、少なめから食べ始めてみるのがいいでしょう。

・こんにゃくアレルギーの方は食べないで

こんにゃくアレルギーを持つ人は、こんにゃく米を食べると蕁麻疹などのアレルギー症状が出ることがありますので、召し上がらないようにしてください。

こんにゃく米の「タイプ別」メリット・デメリット

乾燥タイプ、生タイプ、そしてレンチンタイプなどさまざまな種類があるこんにゃく米。

ここでは各タイプ別のメリット・デメリットをご紹介していきます。

タイプメリットデメリット
乾燥タイプ・扱いが楽、保管が楽
・お米と同じ感覚で炊く事ができる ・こんにゃく臭が少ない
・冷凍しても食感は変わらない
・賞味期限が長い(1年半から2年)
・生に比べて割高
・でんぷん質が入っているので、カロリー
・糖質カット率は生より低い
・ある程度の量を炊かなければならない
・見た目が少し透明で違和感がある
生タイプ・比較的安価
・カロリー、糖質がほぼゼロ
・炊き上がりがごはんに近い
・保管がかさばる
・賞味期限が乾燥よりも短い(3~4か月)
・水切りが面倒
・炊き上がり時にこんにゃく臭がする
・冷凍するとこんにゃく米が少しやせてしまう
レンジでチンするタイプ・保管が乾燥ほど楽ではないが生よりも楽
・レンジで1分チンするだけ
・一緒に炊いてもOK、炊き上がった後から混ぜてもOK
・でんぷんが入っているのでカロリー
・糖質カット率が生よりは低い
・冷凍すると多少こんにゃく部分がやせてしまう
・賞味期限が乾燥ほど長くはないが生よりも長い ・封を開けたときに、ほぐす必要がある

乾燥タイプ

乾燥タイプのこんにゃく米は、取り扱いや保管がとても簡単で、お米と同じ感覚で炊くことができます。

また、こんにゃく独特の臭いが少なく、炊いた後に冷凍しても食感が変わらないのもいいところ。賞味期限も1年半から2年と長いため、常温でストックしておくことができます。

ただし、生タイプに比べて割高であり、でんぷん質が含まれているためカロリー・糖質カット率は生よりもほんの少し低くなります。また、一度にある程度の量を炊かなければならない点や、見た目が少し透明で違和感があることもデメリットと言えます。

生タイプ

生タイプのこんにゃく米は比較的安価で、カロリーや糖質がほぼゼロであることが魅力です。また、炊き上がりがごはんに近い食感なので、お米の代わりに利用しやすいです。

しかし、保管にかさばることや、賞味期限が乾燥よりも短い3~4か月ということがデメリット。さらに、使う際の水切りが少し面倒で、炊き上がり時にこんにゃく臭がすることもあります。(お茶碗に盛る時には気にならなくなります)

冷凍すると、こんにゃく米が少しやせてしまうことも注意が必要です。

レンジでチンするタイプ

伊豆河童ではレンジでチンするタイプのこんにゃく米も取り扱っております。レンチンタイプのメリット・デメリットもご紹介します。

レンジでチンするタイプのこんにゃく米は、保管が乾燥タイプほど楽ではありませんが、生タイプよりは手間がかからない点がメリットです。レンジで1分チンするだけで調理でき、お米と一緒に炊いても、炊き上がった後から混ぜてもどちらでもいいので便利。

デメリットとしては、でんぷんが入っているためカロリー・糖質カット率は生よりも低くなってしまうこと。冷凍すると、多少こんにゃく部分がやせてしまうことがあります。

賞味期限は乾燥タイプほど長くありませんが、生タイプよりは長め。封を開けたときにはほぐす必要があることも覚えておくと良いでしょう。

伊豆河童のこんにゃく米

当社で扱っている伊豆河童のこんにゃく米(ゼンライス)乾燥タイプ・レンチンタイプは、インドネシアの大自然で育った「むかごこんにゃく芋」から作られているので、食物繊維が豊富に含まれています。

原材料のインドネシアのむかごこんにゃく芋は、有機 JAS 認証を受けた畑で、無農薬栽培もしくは天然育成しています。匂いが少ないむかごこんにゃくを使っているので、こんにゃく独特の匂いもほとんどありません。

また、生タイプは群馬県産のこんにゃく芋を使った もちもち食感のこんにゃく米を提供しています。

白米と一緒に炊くだけで糖質・カロリーが最大50%オフ。食物繊維は白米の約4倍!!

炊き上がりもお米に馴染んで、違和感なく食べられます。

まとめ

乾燥タイプは長期保存が可能で扱いやすさが魅力

生タイプはカロリー・糖質カット率が高くコストパフォーマンスに優れている

レンジでチンするタイプは調理が簡単で手軽に使える点が特徴のこんにゃく米。

それぞれのメリット・デメリットを比較し、自分のライフスタイルやニーズに合ったこんにゃく米を選んで、健康的な食生活を楽しみましょう。

こんにゃくからできているこんにゃく米で、おいしく無理なくカロリーオフ。

白ご飯好きの人も無理なくダイエットできる優れもの「こんにゃく米」をぜひ試してみてくださいね。

【伊豆河童こんにゃく米(ゼンライス)3種食べ比べセットはこちらから】

https://www.tokoroten.co.jp/c/diet/zenrice/kansoumai/zenrice3shutry

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宮川
静岡県在住ラジオパーソナリティー&インターネット新聞記者。おいしいものとデジモノが好きです。 伊豆河童店長の「伝統の伊豆ところてんを伝え、伊豆の海女さんを守りたい」という思いに共感し、2022年11月より伊豆河童のよみものを担当。 好きなところてんのたれはほうじ茶蜜。