和菓子店や甘味処で人気の定番スイーツ「あんみつ」。寒天・あんこ・フルーツ・白玉などが盛り付けられ、色鮮やかで華やかな見た目も魅力的です。
あんみつの気になるカロリーや栄養などについて、静岡県清水町の創業1869年ところてん・あんみつの『伊豆河童』が解説します。
あんみつとは
あんみつとは、みつ豆にあんこが乗った和菓子。
あんみつのカロリーは?
ここで気になるあんみつのカロリーについてご紹介していきます。
あんみつのカロリーは、中に入っているものによっても変わってきますが、1食(250g)あたり約200kcalです。
あんみつに欠かせないあんこや白玉、黒蜜などのカロリーはこちら。
茹でた赤えんどう豆 100gあたり148kcal
あんこ(小豆)30g/73kcal
白玉だんご 1個(20g)37kcal
求肥 1個(50g) 129kcal
黒蜜 50g/88kcal
もも(缶詰) 30g 26kcal
みかん(缶詰) 10g 6kcal
さくらんぼ(缶詰) 5g 4kcal
寒天 110g 3kcal
カロリーSlism より https://calorie.slism.jp/
アイスクリームはカップ1個(200ml)で315kcalなので
クリームあんみつにするときにはカロリーも考慮しながらアイスクリームを乗せるといいでしょう。
あんみつ以外のスイーツのカロリーも見てみましょう
モンブラン 120g 425kcal
ドーナツ 60g 224kcal
チョコレートパフェ (191g) 536kcal
ショートケーキ(120g) 366kcal
大福 (96g) 232kcal
みたらし団子 1本 80g 158kcal
羊羹 1切れ(50g) 109kcal
カロリーSlism より https://calorie.slism.jp/
あんみつは、他の洋菓子と比べてカロリーは低いです。
トッピングによってもカロリーを調整できるので、ダイエット中にはそれらの事にも気をつけてみましょう。
みつ豆・豆かんのカロリー
みつ豆・豆かんのカロリーについてもご紹介します。
みつ豆 1食(216g)あたり136kcal
みつ豆に入っているもの、それぞれのカロリーはこちら。
寒天 110g 3kcal
茹でた赤えんどう豆 100gあたり148kcal
もも(缶詰) 30g 26kcal
みかん(缶詰) 10g 6kcal
さくらんぼ(缶詰) 5g 4kcal
黒蜜 50g/88kcal
豆かん 1食あたり 162kcal
eatsmartより https://www.eatsmart.jp/
豆かんに入っているもの、それぞれのカロリーはこちら。
寒天 110g 3kcal
茹でた赤えんどう豆 100gあたり148kcal
黒蜜 50g/88kcal
あんみつの栄養成分
あんみつに含まれる栄養成分にはどのようなものがあるのでしょうか?ここでは寒天とあんこの栄養や期待される効果をご紹介します。
寒天
海藻の天草(テングサ)からできている寒天は、炭水化物をほとんど含まず、約99%が水分なのでとっても低カロリー。食物繊維をとても多く含んでいるので、腸内環境を整えることができます。カルシウムも含まれているので、骨や歯、髪を健やかに保つためにも役立ちます。
寒天のコリコリとした食感も、いいですよね。
あんこ
あんこの原料である小豆にはたんぱく質やポリフェノール、必須アミノ酸、ビタミンB1、B2、鉄分、カリウム、食物繊維などが含まれています。抗酸化作用・整腸作用やむくみ防止、美肌効果などが期待されます。
ただ、あんこには砂糖が含まれているため、食べ過ぎには注意が必要です。
あんみつは太る?
あんみつの寒天には糖質が無く、カロリーも限りなくゼロに近いですが、トッピングの白玉や甘く煮た赤えんどう豆、あんこ、シロップなどには糖分が含まれています。食べ過ぎるとカロリー摂取量が増え、体重の増加につながる可能性があります。
洋菓子に比べるとカロリーは低いですし、あんみつに含まれている食材の栄養素には便秘解消やむくみ防止などの効果が期待できる成分が含まれています。
あんみつには様々なバリエーションがありますが、シンプルなトッピングにするほどカロリーを控えめにすることができます。
ダイエット中などは食べる量や組み合わせ、食べる時間などに気をつけながら、美味しくあんみつを楽しみましょう。
まとめ
あんみつのカロリーは1食(250g)あたり約200kcal。
寒天にはほとんどカロリーが無いが、あんこや黒蜜、白玉、シロップ漬けのフルーツなどのカロリーには注意が必要。
シンプルなあんみつほどカロリーを抑えられる。
あんみつの寒天やあんこには健康効果も。
おいしいあんみつ、あります。
今回は、あんみのカロリーや栄養成分などについてご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
創業1869年、明治二年から続く「ところてんの伊豆河童」では、伊豆産の天草(テングサ)100%、富士山の湧き水を使ったあんみつを販売しています。
伊豆河童のあんみつは、寒天ではなく角切りのところてんを使っています。
コリコリの歯応えの角切りところてんは、ほんのりと磯の香りがします。
これは、海藻由来のミネラルが豊富なしるし。
餡は京都老舗の製餡所で作る北海道産100%の北海最中餡と角切りところてんのハーモニーをどうぞお楽しみください。
ところてんの伊豆河童サイト
静岡県在住ラジオパーソナリティー&インターネット新聞記者。おいしいものとデジモノが好きです。
伊豆河童店長の「伝統の伊豆ところてんを伝え、伊豆の海女さんを守りたい」という思いに共感し、2022年11月より伊豆河童のよみものを担当。
好きなところてんのたれはほうじ茶蜜。
あんみつ、みつ豆、豆かんの違い
https://www.tokoroten.co.jp/blog/anmitsu-history/